はじめに

イラストが出来るまでの工程をまとめてみました。
面白さ、エロさは皆無なので、興味の無い方はスルーして下さい。
暇つぶし程度にご覧頂く事を推奨します。
ただ描き方を紹介するだけでは面白くないので、
その時考えた事や、思ったことも合わせて書いてみました。

ぼんやり浮かんだラフを取り敢えず描いてみます。
僕はタブ直描きです。
紙描きの際のゴミ取りを省く為です。
紙と鉛筆だと、自然な強弱や、陰影などが表現できますが、
基本は自動選択ツールで塗るので、やや不都合です。
そして、スキャニング、ゴミ取り、線補正等の時間も節約できます。
デジタルの際は、サイズや微調整が楽に出来るというのも利点です。
アタリも無く、ただイメージのままに描きます。
最初はデッサンは気にしません。
デッサンよりパースや構図を気にします。
まぁ、今回はパースなど無いようなものなので、デッサン寄りで進めます。
今回僕が考えたのは、エロ絵のメイキング用という事を第一に考えました。
そして、アイテムとしては、千里か奈美の2択。
千里は木馬に乗せる構図、奈美は普通に二穴。
悩んだ末に千里にしました。
理由としては、メイキング用として何が求められるか、と考えた時に、
体や秘部が見え、ぶっかけやすい構図の方が分かりやすいという点で採用。
衣服や手(男の手ですが)があり、エロ絵っぽい奈美も捨てがたかったのですが、
この構図だと顔のアップが大半を占め、肌の露出や精液描写が
少なくなりそうなので不採用としました。
人を描く際の注意点は、「やさしい美術解剖図」や、
「人を描くのって楽しいね」サイトなどを穴が開くまでご参照下さい。
絵の上達の為にもっとも必要なものは、デッサンだと思います。
美少女絵やアニメ絵の模写だけでは、才能が無い限り
その元にした絵以上には行けません。
角度が少し変わっただけで描けなくなります。
絵を描くには面の意識が非常に重要になるので、デッサンをやって損はありません。
むしろプラスです。VF−19並みのプラスです。
デッサンを少し舐めると、何でこのアニメの陰がギザギザしてるのか?とか、
ハイライトはどこに置くのかなどがボンヤリ分かってきます。
そんな訳で、何となく形を理解できたら、レイヤー透明度を下げ(2,30%)
新しくレイヤーを敷きます。
新レイヤーには、一歩進んだラフを描きます。
このあたりから、細部やパース、構図、デッサンを探りながら描きます。
良い構図を得る為の定石は、正直分かりません。
黄金比などもありますが、そんなの気にしません。
気にしたところで反映出来ないので、問題ありません。
個人的な意見ですが、エロ絵には動的な構図のほうが相応しいように感じます。
ですので、画面に対して垂直、水平は避け、斜めになるようにします。
斜めにすることで、見る側に不安定感を与える効果があります。
さらに、人体をを大きく収められる利点もあります。
そして、エロ絵構図に最も重要なものは、
いかにエロポイントを画面に効果的に収めるか、という点です。
今回は千里と木馬の流れが交わるVの字ラインの構図です。
光の翼が吹き出るくらいの構図を目指します。
構図も大事ですが、こだわり過ぎて訳がわからなくなったり、
進まなくなっても困るので、程ほどにします。
パースやデッサンは、今回だと木馬メインにしたいので、
水平線を木馬の最上部ラインに設定しました。
ですから、千里の上半身はやんわり「あおり」、脚は「ふかん」になります。
その点に留意しつつ、拘束具の口のパースをとります。
水平線を設定する意味としては、
各パーツに対するパースをハッキリさせる事が出来ます。
水平線を設定しない絵は、デザイン的な絵以外は無いと思います。
人が物を見る際には、必ず水平線は付いて回るのです。
たとえ、これ以上無いくらい可愛く綺麗な絵だったとしても、
たった一つパースが狂っていただけで全てが台無しになってしまいます。
パースは怒らせると怖いのです。
怒ると怖いのはデッサンも一緒です。
例えば、顔だけ素晴らしく可愛くても、手や足のデッサンが取れていないと、
途端に萎えます。
気にしない友人も居ますが、僕は気になります。
だからデッサンは気をつけます。
もしデッサンが人だったら、媚びを売りまくって賄賂を渡しまくります。
可愛い娘だったら拉致監禁して従順な奴隷になるよう、みっちり調教します。
完成形がイメージ出来るくらいのラフが出来たら、放置します。
僕は寝ます。だから、ラフは寝る前に描くことが多いです。
一度その絵から離れる事で、気付かなかった部分が見えることがあります。
寝れるほど時間が無い場合は、一服します。さらには隙を見てゲームをします。
要は、一度落ち着いてから見直せれば何でも良いと思います。
これをしないでそのまま進めると、後で大変な事態に陥る事が多いです。
ラフのレイヤー透明度を下げ、新しいレイヤーに少し綺麗に描きます。
綺麗といっても、ラフとアタリの中間の様な状態です。
最初のラフだと乱雑すぎるので、簡単にまとめる作業のようなものです。
画像を回転させたり、反転させたりしてデッサンの狂いを発見します。
これが簡単に出来るのがsaiの強みだと思います。
絵から離れる為、一服します。
放置して見直すと、体のラインに違和感を感じたので、修正しました。
この段階でどれだけ完成がイメージできるかで、
ラフの精密度が変わってきます。
今回のように、モチーフが少ない場合、ラフは要所を捉えていれば
簡単に済ませます。
逆に、モチーフが沢山ある場合は、細かい部分までラフを描き込むと、
その絵に対しての理解度が深まり、その後の作業にプラスになります。